アメージングストーリー




TVの「世にも奇妙な物語」のように3部構成となっています。


  1話目「最後のミッション」 

 監督・ストーリー スティーブン スピルバーグ 出演ケビン コスナー


第2次世界大戦の時代が舞台。23回戦闘機に乗って必ず生還するというラッキーボーイの異名を持つジョナサンが「24回は何故か縁起が悪い」というジンクスにつかまってしまう。 彼は飛行機の下底部にある腹部砲銃(この字でいいのだろうか)という所で敵機を撃墜するのだが敵の攻撃により機体が損傷しハッチが開かなくなりそこからでる事が出来なくなる。しかも損傷はそこだけでなく車輪が出てこない。胴体着陸しようにもジョナサンの居る場所は機体の真下に出っ張るようについてる。着陸したらジョナサンごと機体により押しつぶされてしまう。何とか開けようとしても無理でバーナーも無いから焼き切る事も出来ない。頼みのパラシュートも破けてしまう。時間も燃料も少なくなる。ジョナサンには妊娠6ヶ月の奥さんがいる。後4ヶ月で父親となるはずが絶望的になる。だが何を思ったか彼は絵を描き始める。それに願いを込め最後の奇蹟を願う。


泣かせる感動物です。仲間が最後にと小さな入り口からジョナサンの頭をなでたり握手したりと彼を惜しみます。無線からは彼の為に呼んだ神父の祈りの声が聞こえるし。そんな悲劇的な 中奥さんだけが夫の帰りを今か今かと笑顔で待っている。奥さんはそんな状況になってるとは知らないんですね。死による絶望と生還の喜びという二つの相成った感情が表現されてます。奥さん、妊娠してるのに事実知ったら流産しそうだ。思うのがどんないつの大変な時代でも生命は生まれるという事。逆に大変だからこそ子孫を残そうとするのかもしれない。死に向かいつつある生命とこれから生まれてくる生命という印象を受けました。それを伝えたい映画じゃないんだけどね。最後の奇蹟も感動です。


テレビのエンディングロールには主演ケビンコスナーとありましたが彼はキャプテンの役です。ジョナサンではないです(俳優の名前わからない)。しかし見てると主役はジョナサンだと思うんだよなぁ


パパはミイラ

監督ウィリアム ディア 出演トム ハンソン  ストーリー スティーブン スピルバーグ


ラー・アミン・カーというミイラ伝説のある小さな村で映画撮影をする。ハロルドがそのミイラの役をやっているのだが,奥さんが産気づいてしまい慌ててその姿のまま病院に向かってしまう。当然途中遭遇する村人達が騒然とする。伝説のミイラが復活したと。ハロルドは村人に追いかけられ事情を話したいのだがメイクのせいで上手く話せない。騒動の中本当のミイラが復活するし、しかも撮影の中にハロルドの代わりに紛れちゃうし。上手く村人から逃れたハロルドは病院に着き待望の赤ちゃんと初対面。勿論あのカッコのまま。奥さんはミイラが自分の夫と一目見てすぐにわかります。撮影の最中なのでその姿のまま来ると旦那の性格を把握してたのでしょう。まずはめでたし。そして撮影所では・・・


道中の騒ぎが面白い。本物のミイラもどこかコミカルだし。赤ちゃん、ミイラの姿見てないてましたね〜当然なのだろうけど。しかしこれも当然なのだが・・・どうしようもないのだが、赤ちゃん、とても生まれた直後とは思えない。最低1ヶ月は越えてますよ。それはどの映画でもドラマでも同じく思います。「ブラックジャックによろしく」に出てた未熟児の赤ちゃんは凄いですね。ホントに未熟児のようでした。あれはどのように撮影したのか…?


話は逸れてしまったがこの話はどこかドリフ的なドタバタもあり笑えます。


真夜中の呪文

監督ロバート ゼメキス 出演クリストファー ロイド  ストーリー ミック ガリス


陰険でネチッこいシェークスピア狂いのビーンズ先生は生徒にする刑罰も結構な仕打ちで生徒の嫌われ者。

いつも遅刻ばかりのピーター=ブラントがガールフレンドのシンシアの誘いで先生にしゃっくりが止まらなくなるという呪いをかける事にする。成果を確かめに先生の家に行くと呪いは失敗したのか効き過ぎたのか先生は死んでいる。生き返らせる為に甦るまじないをするのだがアイテムの先生の写真が首の部分で切れてしまう。そのまま続けると生き返りはしたが首と胴が離れて甦ってしまう。首をラグビーのボールのように抱え先生は二人を追いかける。シンシアはうまくバスの外側に掴って逃げる。バスで逃げられなかったブラントは家まで追いかけられ続けそのまま失神。次の日まるで夕べのことが無かったかのようにいつもの朝が始まる。先生も居ない。学校に遅刻して教室に行くと妙に静かでシンシアは刑罰を受けている。先生の姿は無い。突然後ろから声を掛けられるとそこに先生の姿が・・・


ブラックコメディーというよりホラーコメディーといったところか。個人的にこの話が一番好きです。話も面白いのだが脚本がいいのだろう。先生のいう台詞が逐一面白い。体と首が別物となったのであまり胴体の方が頭の思うように動かないので「この脳無し」とかいう。この場合「能」より「脳」の方が当てはまるだろう。離れちゃってんだから。投げられたりブラントのズボンの裾に噛み付いて思い切り蹴り飛ばされたりという事もあるのだが首は痛みを感じないようだ。甦っても死んでいる状態だからか?ラストの教室のシーンだがあまり気にされないだろうが良く見るとシンとした中生徒みんなが何かをノートに書いててその動作がピッタリ一致している。不気味だ。


クリストファーロイドも個人的にすきです。あのバックトゥザヒューチャーのドクです。この人、テンション高い役が実に上手い。ドクの時もこの役もとても生き生きした顔をしています。根が明るいのでしょう。胴と首が離れた撮影は首は多分作り物の時もあるだろうが、地面に首があるシーンは体を埋めて首だけを出し、首を抱えたシーンは首までの青い全身タイツを着、別の人が胴体を演じタイツを着たロイドの頭を抱えて撮影。青い体は映らないので後で背景を合成したそうだ。
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