'04冬コミレポート


  大手さんのサークルの売り子をしました(・・・H系-_-;)。2004年の冬コミはなぜか2日に短縮されている。その理由は三越だったか三菱だかの展示がずれ込んだそうだ。それについてなのか別の事なのか忘れたがビックサイト側の対応が悪いと文句言ったら1日減らされたというのが真相とか。ビックサイトのバックがその三越だか三菱だそうだ。はっきりとは憶えてないので噂程度のものと思ってください。。

その分混み具合は過密する。
会場に入るまでに売り子の人間もやたらと並んだ。国会並みの牛歩である。原因は人ごみより信号が大きい。会場の係員が道路整備に一苦労。
「前に1歩でもいいので進んで下さーい」
「荷物のある人は右に寄って下さーい」
と懸命の声。しかし雨が降っていて傘もあるのでなかなか進まない。いい加減やけ気味になったようで

「1歩ずつでも進んで下さい。1歩が駄目なら半歩でもいい!」
「荷物担げる人はそのままでいいです!」


文面ではわからないがまるでバナナの叩き売りの様な口調。隣の人も笑ってた。本なのだから持てるわけがない。とにかく荷物は引きずってるとそれだけ場所食うし、信号の所で障害物があるから右によけろという事だ。つまりは「右に行かない奴ぁ荷物を担げ」と乱暴な解釈をすればそうなるわけだ。


   会場に入り販売開始の時には「ここ東京だよね?」と聞きたくなるくらいの吹雪。大手なので外に向かって売り出している。夏の方がまだましかもしれない。とにかく寒い。3人で並んで売るのだが真ん中は人に挟まれててまだ良い。端っこになると途端に冷える。お客さんは外なのでもっと寒いだろう。財布からお金を出す手が震えている。今回新刊5冊(1冊約\1.000。高ッ)、テレカ2枚組みケース付(\.3.000)×2種類。全部合わせると\11.000。それらをまとめ買いする人はまだ凄くない。仲間の分か、観賞+保存+貸し出し用のセットの為等にか同じものを3〜5づつ買っていく人がいる。当然他の本も買っている。見てしまったのがウェストポーチにそのまま入れられたお金。帯付の札束になっている。古札で千円も混ざっているが思わず目を見開いてしまった。こつこつ貯めたんだろうなぁ〜服装は貧乏臭いもの(余計なお世話)。

   可哀相に思ったのが「やっと自分の番だ」という状態でストップされ「雪が凄いから中で売ろう」という事で移動される客。
 外でずーと寒い中並び漸く番が回ってきたら「商品が濡れる」と、それらが移動する間も外でオアズケ。やっと買えるのは中。「あの寒い間はなんだったんだろう」という心理状態だったに違いない。「うわ〜悲惨〜」と思いつつ今思い出すと笑える。  そんな調子で売れていくからバンバン1万円札が入る。紙袋に万札を入れていくのだが捨てられるコピー用紙のようにどんどん増える札を見るとお金に見えない。その紙切れに人間は遥か昔から翻弄されているのかと思うと切ないのか虚しいのかわからない感情が起こる。

 少し離れた隣の売り場はもっと凄い。
「完売しましたー。ありがとうございまーす」
 声が聞こえたのはまだ11:30。開始時間は10:00。1時間半で売り切れ。部数はそんなに多いわけでなくカレンダー等を売っているとか。もっと部数出せよ。柱でよく見えなかったのだがおそらく外売りだろう。直前で売り切れて買えなかった客いるんだろーなー。外でずーと待ってたら悲惨の極致だ。

 夏コミの時に3人ほど見た金正日そっくりさん。今回も居ました。軍服着てコスプレか?と思うくらい似てる。本人はそのつもりないんだろうけどね。
 こちらも夏にも見たオカマな人。ホントにもー化粧くらいしろってーの。ひょっとしたらしてたかもしれないがその場合はもうどーしよーもない。


 小さい子がロリ服着てた(ローゼンメーデン)。まああれくらいなら可愛いもの。連れてたお母さんはヤンキーにしか見えなかった。何のコスだろう?ヤンキーとロリで 下妻物語というわけでもあるまい。それとも地…ではないだろう。…たぶん。

 帰りも帰りで夏コミに続き面白いモノを見た。コミケ客が居並ぶ電車内。同人誌を読んでいるツワモノがいる。「るろうに剣心」。懐かし〜と思いつつ傍のドア近くに立つ。同じ売り子の人と話してると

「あはははははは」

 振り向くと例の人が周りに行き届く程の声量で本見て笑っている。
「うわー勇気あるな〜てか、よくやる」
と、話している間も笑いが続く。その姿にこっちも可笑しくて笑いが止まらない。夏コミ帰りの時は戸袋に頭をぶつけた女性見てはまったけど今回もツボにハマリまくり。

 私は本を買うよりこーゆー面白イベント(?)の方がずっと楽しい。ネタになるしね。
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